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「愛は風のように」 福山雅治

作詞・作曲:福山雅治 編曲:小原礼

福山雅治さんの7枚目のアルバム「SING A SONG」に収録された楽曲。アルバムの発売は98年6月24日。ライブバージョン(冬の大感謝祭 其の十二から)は30枚目のシングル、「誕生日には真白な百合を / Get the groove」に収録されています。

収録アルバム

発売日 アルバムタイトル
98年6月24日 SING A SONG
01年6月27日 fukuyama masaharu acoustic live best selection "Live Fukuyamania"

収録DVD

発売日 DVDタイトル
13年6月26日 福山☆冬の大感謝祭 其の十二 Hotel de 福山

曲の概要

作詞・作曲、福山雅治さん。ライブでの曲を集めたアルバム「Fukuyama masaharu acoustic live best selection "Live Fukuyamania"」にも収録されている楽曲。

ギターの爽やかなサウンドが心地いい曲で、どこか懐かしさまで感じさせてくれます。

この曲は70年代の日本のフォークロックの名曲「愛と風のように」に触発されて書き下ろされた作品となっています。

アルバムのレビューを担当した今田耕司さんは「この曲を聴いて感じたのは、やはり福山雅治は背が高い!という事だ。(中略)1cmでも低かったり高かったりすればこの曲が世の中に流れることはなかった。そう思わざるを得ない曲だ。」と面白おかしくコメントしています。

身長のことは別にして、福山雅治だからよく似合う爽やかな曲であることは間違いないでしょうね。

ただ、この曲はもっと深い想いが込められた歌でもあります。音楽活動の休止を経て、最初に発表したアルバム「SING A SONG」の第1曲目がこの「愛は風のように」です。福山29歳の時です。

歌詞に「夢からさめても僕らは歩き出せる」という言葉があります。

福山さん本人は「煌びやかな夢を見ていた」そうで、ただ決してこの世界というのは思った以上に大変なこともあると感じたそうです。

だから、この「夢からさめても僕らは歩き出せる」の「夢」とは幼かった自分の夢という意味で、そんな夢からさめたとしても、また歩き出せるという思いが込められているそうです。

福山さんは「自分が思い描いた夢の通りに進まなかったからといってその夢をあきらめることなく、夢は何度見ても、何度さめてもまた歩き出すんだという思いは今も変わっていない」と40歳を過ぎて思ったそうです。