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「SING A SONG」 福山雅治

98年6月24日に発売された福山雅治さんの7枚目のオリジナルアルバム。6枚目となった「ON AND ON」から4年ぶりとなる待望のニューアルバムとして発表されました。

「SING A SONG」 福山雅治

1. 愛は風のように
2. Heart
3. Good Job
4. you
5. 僕らの愛は今日も忙しい
6. You Can Dance
7. 遠い旅
8. Hard Luck Lover
9. 80 Proof
10. 巻き戻した夏
11. Like A Hurricane(アルバム・ミックス)
12. Fellow

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アルバムについて

7枚目となったオリジナルアルバム「SING A SONG」は前作の「ON AND ON」からなんと4年ぶりとなりました。

それまでの6枚のアルバムは毎年のように発表されていたわけですが、このアルバム以降はニューアルバム発表まで3年以上かかることがよくあるようになってゆきます。

「SING A SONG」の発売以前、音楽活動を2年半もの間、休止していた福山雅治さんが帰ってきた・・・ファンにとってはまさに待ちに待った知らせでした。

アルバムのタイトル「SING A SONG」、つまり「歌を歌おう」・・・という意味ですが、それはまさにアーティストとして復活宣言のようなものだったのかも知れません。

収録曲の多くはアルバムが発売された年に福山さんが出演したドラマ「めぐり逢い」の挿入歌としても使用されています。(主題歌「Heart」他)

ちなみに95年に放映されたドラマ「いつかまた逢える」で共演したタレントの今田耕司さんがアルバム曲のレビューを書いています。

収録された曲は全体的にさわやかなサウンドに仕上がっているのではないでしょうか。

今回収録された楽曲の詞について福山さんはこんな風に語っています。

「女性だけがラブソングの対象じゃないと。おのれに対する「がんばれ自分」のラブソングがあってもいいし。友に対する愛もあるわけだしね。そういう意味では今回の詞は、一曲一曲が、ホントに身近な友達だったり、恋人だったり、仲間なんかに向けて、今まで言えなかった言葉や、出せなかった手紙を書くように、ごく個人的に書いた詞なんだよね。」((「なぜ福山雅治は俳優でも一流になりえたか」さくら真 p.119)

この頃からもっと自然に自分を表現する楽曲作りを意識するになったようにも見えます。自分の曲は「地味かな」と思いながらも自分の素の部分で行けたのはよかったとも語っています。

収録曲

1 愛は風のように
  作詞・作曲:福山雅治 編曲:小原礼
  ギターの爽やかなサウンドが心地いい曲で、どこか懐かしさまで感じさせてくれます。
2 Heart
  作詞・作曲:福山雅治 編曲:富田素弘・福山雅治
  TBS系ドラマ「めぐり逢い」主題歌。福山雅治さんにとって12枚目のシングル「Heart/you」の最初に収録された曲でもあります。シングルとしては2年半ぶりにリリースされた作品。週間オリコンチャートでは3位に入っています。
3 Good Job
  作詞・作曲:福山雅治  編曲:佐橋佳幸
  日本高速通信 「BANGO」CMソング。
4 you
  作詞・作曲:福山雅治 編曲:富田素弘
  TBS系ドラマ「めぐり逢い」イメージソング。低めのキーでやさしく歌われている曲。愛する人への想いを歌った楽曲です。福山さんにとって12枚目となるシングル「Heart/you」の2番目に収録されています。
5 僕らの愛は今日も忙しい
  作詞・作曲:福山雅治 編曲:小原礼
  太平洋岸のハイウェイを恋人と車で走らせる・・・そんなどこか明るくて喜びに満ちたような楽曲。
6 You Can Dance
  作詞・作曲:福山雅治 編曲:富田素弘
  どこか南国にでもいるような気持にさせてくれるサウンドは福山さんの楽曲の中でも珍しいのではないでしょうか。ふさぎ込んでしまった時や不安で仕方ない時、悲しみから抜け出せない時にこそ聴きたい曲。
7 遠い旅
  作詞・作曲:福山雅治 編曲:富田素弘・福山雅治
  ゆったりと歌う福山さんがまるで、その場にいる恋人に語りかけているかのようなスローバラード曲。
8 Hard Luck Lover
  作詞・作曲:福山雅治 編曲:小原礼
  恋する人の魅力にどんどんはまってゆく様子が描かれた歌。Hard Luckは「不幸な」とか「不運な」という意味。Loverは「恋人」です。
9 80 Proof
  作詞・作曲:福山雅治 編曲:富田素弘・福山雅治
  軽やかなギターサウンドに乗せて爽やかな福山さんの歌声が心地よい曲です。
10 巻き戻した夏
  作詞・作曲:福山雅治 編曲:松本晃彦
  恋のような、そんなあいまいな関係だった人との夏の思い出を歌った楽曲。ギターのメロディーが爽やかでもあり、どこか悲しくもあります。サビの「もっと愛しさわかりたかった 君はずっと遠くの大切な忘れものみたい」という部分のメロディは特に心に残りますね。
11 Like A Hurricane(Album Mix)
  作詞・作曲:福山雅治 編曲:松本晃彦
  どこかセクシーな歌詞をポップなサウンドに乗せて歌った曲。
12 Fellow
  作詞・作曲:福山雅治 編曲:小原礼
  カントリー風のやさしい歌。どこか爽やかなこの曲は全体的にやさしく爽やかな曲が多いこのアルバムを象徴するような楽曲ではないでしょうか。