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「家族になろうよ」 福山雅治

作詞・作曲:福山雅治 編曲:福山雅治・井上鑑

福山雅治さんにとって27枚目となったシングル「家族になろうよ/fighting pose」の最初の楽曲。シングルは11年8月31日発売。ゼクシィCMソング。

ちなみに福山さんはORICONのインタビューでこんなことを語っています。「ゼクシィさんのタイアップがなければ作っていない。突然何もなく“家族になろうよ”なんて書いたら、この人結婚するんだなって思うでしょ?(笑)。」(オリコン)

福山さんは以前にもタイアップがあった方が曲が書きやすいと語ったことがありましたが、この「家族になろうよ」も普段はなかなか自分から口にはできない言葉だけど、タイアップという力を借りて自分を表現できた楽曲なのだと思います。

収録アルバム

発売日 アルバムタイトル
14年4月2日 HUMAN
15年12月23日 福の音

収録DVD

発売日 DVDタイトル
12年6月27日 WE’RE BROS. TOUR 2011 THE LIVE BANG!!
12年6月27日 福山☆真夏の初体験 THE LIVE BANG!! in 沖縄
12年12月15日 福山☆夏の大感謝祭 俺とおまえのStadium Liveリクエスト
15年4月8日 WE’RE BROS. TOUR 2014 HUMAN
15年8月1日 福山☆冬の大感謝祭 其の十四 THE BEGINNING

曲の概要

オリコンチャートで首位獲得をしたほか、発売翌年までのロングヒットとなるなど、21枚目のシングル「milk tea/美しき花」以来のヒットとなった作品。

結婚情報誌のCMソングというオファーを受けて最初は福山も困ったそうで、「結婚もしてないし、プロポーズすらしたことないのに、本当に困ったんです(笑)だから、これはもう女性の気持ちになるしかない!」(オリスタ 4.22.13)と思ったそうです。

全国ツアー中に東日本大震災が起こり、ツアーは中断。その最中に歌詞を書いていたそうです。曲はアコースティックギターだけの弾き語り状態のデモを編曲を担当している井上鑑さんに渡したそうです。

福山さんは当初はこの曲を「なんか小さな感じのアンサンブル、アコギとドラム、ベース、ピアノぐらいの編成でできれば」(SWITCH 11年10月)と思っていたそうです。

シングル発売前には着うたが先行配信されており、その後にPC配信されるという、福山雅治さんの楽曲としては初のPC配信となった楽曲でもあります。

ちなみに福山さんはこの曲でその年の紅白歌合戦に出場しています。(中継での出場)

歌詞は「Squall」や「ながれ星」、「milk tea」などと同じく女性目線で書かれています。

ただ、最初は歌詞が全然浮かんでこなかったそうです。結婚もしたことがないし、今までの歌創りとは違ったアプローチで書こうとしていたこともなかなか描けなかった原因のようです。

ところが、視点を変えて新婦の気持ちで書いてみたら、それまでの苦しみがうそのようにどんどん歌詞が出てきたそうです。

また、この曲はテレビ東京系列のバラエティ「家族になろう(よ)」のイメージソングとしても採用されています。もともと「家族になろう(よ)の番組タイトルは福山さんの楽曲「家族になろうよ」にちなんでつけられていて、番組のタイトルとしての承諾をもらう際にはナインティナインの岡村さんが福山さんのラジオ番組「魂のラジオ」に生出演しています。

ミュージッククリップは自然が豊かな長野県の八ヶ岳で撮影されています。

このミュージッククリップを見ると、福山さんが父親で子役の子が福山さんの子供という設定だと思ってしまうのですが、実はそうではないそうです。

これは「かつての自分の今の自分」という設定。

撮影は細かな台本があるわけではなく、自然体で行われていて、子役の子が8ミリを持って福山さんを撮影したりするシーンも。最後の焚き火のシーンでは福山さんの歌声とギターにスタッフも聴き入っていたとか。