「東京にもあったんだ」 福山雅治
作詞・作曲:福山雅治 編曲:福山雅治 / 井上 鑑
福山雅治さんの10枚目のアルバム「残響」に収録された楽曲。アルバムの発売は09年6月30日。映画 「東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~」 主題歌。
収録アルバム
発売日 | アルバムタイトル |
09年6月30日 | 残響 |
10年11月17日 | THE BEST BANG!! |
15年12月23日 | 福の音 |
収録DVD
発売日 | DVDタイトル |
10年6月30日 | WE'RE BROS. TOUR 2007 “17nen mono” |
12年12月15日 | 福山☆夏の大感謝祭 俺とおまえのStadium Liveリクエスト |
曲の概要
「東京」、「BEAUTIFUL DAY」と続いた東京3部作の完結編。映画「東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~」の原作者、リリー・フランキーから依頼されて制作された楽曲。
もともとはアルバムの最後の曲として用意されていたのですが、タイアップの依頼があって、シングルとして発売されることになりました。
シングルとしては福山雅治さん22枚目となっています。シングルの発売は07年4月11日。「福山史上最強の涙腺刺激ソング」がキャッチコピーでした。
迷いや不安を抱えながら、東京という街に少し逆らったり、染まったりしながらやってきた姿が描かれた楽曲です。
この「東京にもあったんだ」の歌詞の中に「この街のルール」という言葉が出てきますが、この東京のルールとは何ですか?と聞かれたことに対して福山さんは「僕的には「本音をいわない」ってことがルールだと思っています。
言わないで基本的にはいいところだけで付き合う。人間関係も、友情も、会社内もそうだし、会社対会社もそう。」(Cut 07年4月号)と語っています。
また、この楽曲に関してはこんなコメントも残しています。
「(長崎は)ぼくを育ててくれた場所であり、ぼく自身を形成している、木や花でいったら地中に埋まった根の部分でもあります。18歳で長崎においてきたつもりの自分を、じつはそのまま持っていている。だから改めて「東京」という歌になったり、「東京にもあったんだ」という歌になったりするんだと思います。」(p148 福山雅治の肖像)
この楽曲はベストアルバム「THE BEST BANG!!」「福の音」にも収録されています。