「容疑者Xの献身」

08年10月4日に公開となった映画。大ヒットとなったテレビドラマ「ガリレオ」の劇場版になります。福山雅治さんにとって映画初主演となった作品。

「容疑者Xの献身」

出演者

湯川学・・・・・・福山雅治
内海薫・・・・・・柴咲コウ
石神哲哉・・・・・・堤真一
草薙俊平・・・・・・北村一輝
栗林宏美・・・・・・渡辺いっけい
弓削志郎・・・・・・品川祐
城ノ内桜子・・・・・・真矢みき
花岡靖子・・・・・・松雪泰子
工藤邦明・・・・・・ダンカン
富樫慎二・・・・・・長塚圭史
花岡美里・・・・・・金澤美穂
村瀬健介・・・・・・林剛史
小淵沢隆史・・・・・・福井博章
森英太・・・・・・伊藤隆大
渡辺美雪・・・・・・高山都
谷口紗江子・・・・・・葵
平原瑤子・・・・・・小松彩夏
「扇屋」の女将・・・・・・福井裕子

あらすじ

惨殺死体が発見された。捜査を進めてゆくうちに、被害者の元妻の隣人の石神（堤真一さん）が浮上する。

その石神は湯川教授の大学時代の親友であり、天才数学者だった・・

内海刑事から相談を受けた湯川教授は、その石神が事件の裏にいるのではないかと気づく・・

エピソード

福山さんにとっては、もともとテレビドラマの「ガリレオ」と映画の「容疑者Xの献身」はセットでのオファーだったそうです。もし、映画単体でのオファーだった恐らく受けなかったと福山さんは後に語っています。

主題歌は柴咲コウさんとのユニット「KOH+」の「最愛」。この曲はこの映画のために福山さんが書き下ろしたもの。

雪山から転げ落ちるシーンも自分で演じていますが、長崎出身の福山さんにとって雪のシーンは予想外だったようです。

今回は堤真一さんとの共演だったわけですが、堤真一さんの印象について福山さんは記者会見でこのように答えています。

「僕はすでにドラマで役作りとしての土台ができていたので、その土台を持って映画の現場に入っていったんですけど、堤さんはどういう形で入ってくるのかな…って思った時に、最初から“堤真一”としてではなく“石神”として現れてくださったことが、大変僕にとってはうれしく、興奮できた瞬間でした。」

雑誌での取材で福山が語った言葉

「自分が10代で恋してた時は「この子のためなら何でも捨ててもいい、オレ！」みたいなロマンチックなことを考えていましたけど、大人になると現実的にはできない。そういう意味で純愛物語として見てもらってもいいのかな。」（ザ・テレビジョン 08年9月10日）

「改めて愛とは何か？正しさとは何か？そういうことをもう一度考えるいい機会になると思います。映画自体、結局何も答えは出していないんですが、それがすごく映画っぽいなと。」（日本映画MAGAZINE 08年9月6日）