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「幸福論」 福山雅治

作詞・作曲:福山雅治 編曲:福山雅治 / 井上 鑑

福山雅治さんの10枚目のアルバム「残響」に収録された楽曲。アルバムの発売は09年6月30日。

収録アルバム

発売日 アルバムタイトル
09年6月30日 残響
15年12月23日 福の音

収録DVD

発売日 DVDタイトル
10年4月28日 WE'RE BROS. TOUR 2009 道標
10年4月28日 福山☆夏の大創業祭 稲佐山
12年6月27日 WE’RE BROS. TOUR 2011 THE LIVE BANG!!
12年12月15日 福山☆夏の大感謝祭 俺とおまえのStadium Liveリクエスト

曲の概要

福山さん本人の幸福論を書いた曲。

この曲について福山さんは雑誌の取材で、「幸福論は突き詰めていくと名曲「関白宣言」にたどり着く。あれはもう、さだまさし先輩の世界そのものですから、僕なんかじゃとうていたどり着けない」と語っています。

「幸福論」の歌詞を見ると、とても哲学的なことを言っているように思います。例えば、幸福感というのは「主観的であるべき」という点。つまりみんなが感じる幸福というものなどはなく、人によって違うのだから、自分なりの幸せを見るけてゆけばいいと語っているのではないでしょうか。

また、「幸せを難しく考えずに語りすぎずに 未来永劫変わらないモノと期待し過ぎたりしないで」というフレーズ。簡単なことを言っているようでとても大切なことを言っていると思うんです。

歌の後半では「いつも通り」とか「今日」という言葉が登場しますが、いつも通りの今日の中に幸せを感じ、生きることが福山さんの幸福論ということなのかも知れません。

ただ、最初は子供でも歌える明るい歌にしようと思っていたそうですが、自然とこういう歌になったのだとか。

自分の幸せについて福山さんは雑誌のインタビューで「僕自身は意外に小さなことで幸せになれるタイプみたいで。(中略)いつも通りな感じが大事なんだなぁ、好きなんだなぁ」と答えています。