「わたしは風になる」 福山雅治
作詞・作曲・編曲:福山雅治
福山雅治さんの9枚目のアルバム「5年モノ」に収録された楽曲。
アルバムの発売は06年12月6日。アルバム「5年モノ」に収録されているのはこの曲のライブバージョンになります。オリジナルは20枚目のシングル「東京」に収録されています。
収録アルバム
発売日 | アルバムタイトル |
06年12月6日 | 5年モノ(ライブバージョン) |
収録DVD
発売日 | DVDタイトル |
10年6月30日 | WE'RE BROS. FREEDOM TOUR 2005 ~風~ |
曲の概要
福山雅治さんにとって20枚目となったシングル「東京」のカップリング曲。シングルの発売は05年8月17日。シングルとして発売される前にツアーで披露されていたために、アルバムに収録するのを待つ前にシングルのカップリング曲として作品にしたかったのだそうです。
福山さんは04年のアテネオリンピックにてテレビ朝日のオフィシャルカメラマンを務めたわけですが、この時の日本女子ソフトボールチームを取材した際に当時監督を務めた宇津木妙子監督から歌の制作を依頼され、作成したのがこの「私は風になる」です。
宇津木監督は「(曲を)作ってくれたら、もう悔いなく辞めることができるから」と福山さんに言ったのだとか。
福山さんは、この曲を聴いたアスリートたちから「引退しようと思っていたけどもう一度やってみようかって気持ちになった」「また頑張ろうと思った」という感想をもらったのだとか。
福山さんはインタビューでこの曲について聞かれ、こんな風に答えています。
「時を経て、今度は自分自身が風になる番なんじゃないかと。何にもとらわれない自由な精神というか。そういう思いが「私は風になる」という言葉になったと思うんですよ。精神の部分で自分自身がもっと透明になることで自由になれる。」(「SWITCH」 VOL.23 05年)
「私は風になる」は「5年モノ」に収録されたライブバージョンと、シングル「東京」に収録された通常バージョンがあります。ライブバージョンはやはり臨場感がありますし、福山さんの弾き語りですから、より福山さんの声を楽しめるというか、福山さんの良さがダイレクトに伝わってきますね。